2016年4月5日火曜日

「幼い日の想い出」

アントニオは1881年になると、アントニオ・サンチェスの小学校(colegio)に通うようになります。

次にあげるのは、マチャードの第1詩集『孤独(Soledades)』の「幼い日の想い出(Recuerdo infantil)」という詩です。

スペイン人たちが最も口ずさみやすいといわれるオクトシラボ(octosílabo、8音節)の韻律に乗って、当時の様子が生き生きと描かれています。


真冬の 暗くて寒い
午後も 生徒たちは
勉強です 窓の外の
退屈な 雨だれの音
教室の中 掛け図の
逃げていく カイン
死んでいる アベル
そのわきの赤いしみ
枯木のような身体に
粗末な服 年とった
先生が 本を片手に
大声を張りあげると
みんなは声を揃えて
学課の暗誦をします
千カケル百ハ 十万
千カケル千ハ 百万
真冬の 暗くて寒い
午後も 生徒たちは
勉強です 窓の外の
退屈な 雨だれの音

Una tarde parda y fría
De invierno. Los colegiales
Estudian. Monotonía
de lluvia tras los cristales.
 Es la clase. En un cartel
se representa a Caín
fugitivo, y muerto Abel,
junto a una mancha carmín.
Con timbre sonoro y hueco
truena el maestro, un anciano
mal vestido, enjuto y seco,
que lleva un libro en la mano.
Y todo un coro infantil
va cantando lección:
《mil veces ciento, cien mil;
mil veces mil, un millíon》 .
Una tarde parda y fría
de invierno. Los colegiales
estudian. Monotonía
de la lluvia en los cristales.

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