2016年9月27日火曜日

コプラと「道」⑤

  道ゆくひとよ きみの足跡こそが
  道なのだ ほかにありはしない
  道ゆくひとよ 道などないのだ
  歩くことで 道はつくられる
  Caminante, son tus huellas
  el camino y nada más;
  caminante, no hay camino,
  se hace camino al andar.


「道」のコプラは、さらに続いていきます。

  歩くときに 道はできる
  そして振り返ればそこに
  もう二度と踏むことのない
  道が見える
  道ゆくひとよ 道などありはしない
  ただ海のうえの航路にすぎないのだ
  Al andar se hace camino
  y al volver la vista atrás
  se ve la senda que nunca
  se ha de volver a pisar
  Caminante, no hay camino
  sino estelas en la mar

そもそも、わたしたちが頼りとするような道などありはしません。

海に描かれる航跡のように、歩めばすぐに過去の中に消されてしまうのです。

ここで私は、まだ見ぬ世界へと漕ぎ出していったコロンブス=写真、wiki=の海を、無敵艦隊が進軍し敗れ去った海を、そして「日の沈まない国」が築かれ、すべてが失われていった海のことを思い描きます。

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